マーケティングコミュニケーション領域を超えて、事業自体の企画や運営に伴走する機会が増えているなか、Product Led Growthの支援もスタートしています。我々は、広告で培ったスキルを軸に今までにないアイデアやアプローチをビジネスとして成立するかたちに編集し、仲間や投資家やユーザーからの求心力を生むコア価値を規定します。また、電通グループの人材アセットを再編集し、企業が急速に進めているD2C事業におけるブランドの構築にはじまり、法制度に沿った適切な機能性の検討や知財戦略まで、専門のチームが一貫してサポートします。

マーケティング投資によって集客の効率化が図れているのに、顧客のサービス利用の量も質も伸びが思わしくない時は、そのサービスのUX(顧客の体験価値)に改善の余地がみられる場合が多くあります。そうした課題に対し、我々は外部評価を交えながら、スピーディな診断で問題点の洗い出しを行います。また、サスティナブルな運用を見越した、徹底したユーザー視点のUI/UXデザインに、カスタマージャーニーの全体設計の視点を取り入れたマネジメントで「Strategy Leads Experienceから、Experience Leads Strategy」を実現したサービスを構築します。

モノづくりスタートアップが直面する問題のひとつに、「量産化の壁」があります。試作を繰り返し、ようやくできた試作品が「このままでは量産はできない」と委託製造元から指摘され、設計のやり直しが発生してしまうケースも発生。試作段階で数台のハードウェアを作るのと、安定した品質で量産化するのは地続きではなく、別の考え方が必要になる。「品質とコストのバランス」がより必要になるタイミングで、信頼できるOEM先などのマッチングなどの製造段階における問題のほか、品質管理や販路、発売後のカスタマーサポートまで、専門性を持ったチームがサポートにあたります。